四柱推命ってなぁ～に？
目次
- １ 四柱推命ってどんな占い？
- １－１ 四柱推命と十干十二支
- 年の干支（早見表）
- 月の干支（早見表）
- 日の干支（早見表）
- 時間の干支（早見表）
- １－２ 四柱推命と陰陽五行説
- ２ 四柱推命からどんなことがわかるの？
- ３ 四柱推命の歴史
- ４ 日本式「四柱推命」と中国正統の「八字」との違い
- ５ 中国本場では、実際にどのように使われているか
- ６ 四柱推命を使ってこのサイトが目指したいこと
- ７ 四柱推命の三つのタブー
- ８ 双子の場合、運勢は同じなのか？
- ９ 体と心の性別が違う人の場合はどうなるのか？
１ 四柱推命ってどんな占い？
四柱推命は簡単に言うと、ある人の生年月日でその人の可能性を推し量る占いです。
「誕生日占いと一緒かな？」と思ったそこのあなた、いいえ、結構違うんですよ。
誕生日占いは「月」と「日」だけで占うので、
たったの366通りのパターンしかありませんが、
四柱推命はそこにさらに「年」と「生まれた時刻」を含みます。
それだけではありません。
「年」「月」「日」「生まれた時刻」これを四柱と呼びますが、
この四柱に「干支暦」を適用し、八つの文字を割り出します。
１－１ 四柱推命と十干十二支
「干支暦」について少し説明しましょう。
十干：甲（こう）・乙（おつ）・丙（へい）・丁（てい）・戊（ぼ）・己（き）・庚（こう）・辛（しん）・壬（じん）・癸（き）
十二支：子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
を組み合わせた六十干支で表記された暦のことです。
単純計算すると、10×12＝120通りですが、
先頭には必ず十干が来るというルールがありますので、
120÷2＝60通りとなります。
ちなみに、先に来る十干のことを「天干」、
後にくる十二支を「地支」、
と呼びます。
年、月、日、時間の４つの要素すべてにこの60通りの十干十二支を当てはめて、
「年干支」「月干支」「日干支」「時間干支」を割り出すというわけです。
このように、60年で干支暦は一巡しますので、60歳を還暦といって祝うのもこのためです。
第二の人生が始まるというわけです。
また歴史も60年毎に繰り返しています。
今年に起きる出来事を予測したければ、60年前のことを調べればいいわけです。
話を戻します。
このことから、本場中国では四柱推命のことを八字と呼びます。
この八字を陰陽五行説に当てはめて占うのが四柱推命という訳です。
その組み合わせは単純に計算すると、約2592万通りにも上ります。
したがって、当サイトのように熟練した占い師が四柱推命を行えば、
その的中率は９０％以上です。
誕生日占いに比べて、その精度の高さをわかっていただけただろうか？
もちろん、日本ではまだ浸透してはいない占いなので、
自分の出生時刻まで覚えている人は少ないと思います。
出生時刻なしの場合は、６字で占うことができ、
的中率は少し下がりますが、
それでも７０％以上となりますのでご安心ください。
１－２ 四柱推命と陰陽五行説
陰陽五行説についてももう少し詳しく解説します。
おそらくゲームや小説などで聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
しかし、陰陽五行説は図のように相生と相克の関係だけでなく、
五行の五つの要素がさらに、「陰」と「陽」にそれぞれ分かれて、
十要素となることをご存じの方は少ないことでしょう。
だから、陰陽五行説と言う名がつくのです。
その五行がさらに「陰」と「陽」に分かれた十要素に対して、
十干と十二支を当てはめます。
こうして、八字と陰陽五行説が結びつくのです。
２ 四柱推命からどんなことがわかるの？
一度無料占いを試していただければ、すぐにお分かりになると思いますので、
ぜひお試しください。（リンク）
簡単に説明しますと、
四柱推命を使えば、才能、金運、仕事運、結婚運などの自分のことだけでなく、
周囲の人々との関わりについても分かります。
たとえば、
・家族との関係性
・上司や部下との関係性
・友人との関係性
・恋人やパートナーとの関係性
など様々なことが分かります。
また、相手の八字が分かれば、
その人と自分の相性も簡単に占うことができます。
３ 四柱推命の歴史
四柱推命は約3000年前の中国で生まれました。
秦の始皇帝時代に暦が誕生がそのきっかけでした。
暦の誕生により、易占が生まれ、立命学である四柱推命が生まれました。
中国の長い歴史の中でさまざまな占術が生まれてきたが、
やはり易の原理に基づく命理学がもっとも精巧であり、霊感など必要なくとも万人が使用できるものである。
そんな四柱推命ですが、毛沢東の統治時代に文化大革命による粛清に遭いますが、
幸いなことに、そのノウハウは途絶えることなく、粛清を逃れた人たちによって、その原書や技術が今に伝えられています。
４ 日本式「四柱推命」と中国正統の「八字」との違い
日本式「四柱推命」は企業の経営に取り入れられたり、
パソコンソフトとして発売されたりしていますが、
実は、日本式「四柱推命」が当てはまる人は限られています。
というか、むしろ大半の人は当てはまりません。
なぜなら、
八字を割り出す手順は同じなのですが、
一番大切な占いの判断において、
中国本来の四柱推命（八字）が全体を俯瞰し、多方向から分析しているのに対して、
日本式では、分かりやすい部分だけを取り入れて、部分的に解釈しているにすぎません。
そのため、占いの結果に欠陥が生じることとなります。
実際の違いを具体的に表にまとめましたので、御覧ください。
（相違点の表）
なお、当サイトの占い師は中国本場で学んだ正統な四柱推命を使っておりますので、
正しい理論構築から割り出された占い結果を自信を持って、提供しておりますことを、
念のために申し添えます。
５ 中国本場では、実際にどのように使われているか
その的中率の高さゆえ、生活の中に密接に取り入れられています。
中国人の多くは、出生時間を記憶しています。その重要性をよく認識しているからです。
子供が生まれると、占い師（算命先生）の所に行ってその子供の運命を見てもらいます。
またその後、就職、結婚など、人生の節目節目で用いられています。
また、医学とも密接にかかわっています。
四柱推命の理論を用いれば、体の陰陽と強弱と気質が分かりますので、
先天的体質の判定、どんな病気にかかりやすいのか、発病しやすい時期などが分かります。
したがって、漢方医は患者の八字が分かれば、より的確な治療ができるというわけです。
６ 四柱推命を使ってこのサイトが目指したいこと
どんな人にも「秀でた能力」があります。
まさに天より万人に与えられた贈り物です。
その贈り物に気付かないことは、もったいないだけでなく、
自然に反することになりかねません。
あなたに与えられた「秀でた能力」を知り、花開かせる方法を四柱推命は教えてくれます。
世の中の刷り込まれた意識に翻弄されて、
自分自身の本質に目を瞑ったままでいると、理由のない劣等感に苛まれ、悪循環を繰り返すことになります。
あなたの生まれつき持った性質や能力を認識し、それに適合した生き方をすることで、あなた特有の能力が十二分に発揮されていれば、
日々心から満たされ輝きつづけることができます。
７ 四柱推命の三つのタブー
四柱推命はそのあまりの精度の高さ故に、一歩間違えるともろ刃の剣になりうります。
そのため、三つのタブーがあります。
１、人の死
２、ギャンブル（投資は除外）
３、犯罪に関するもの
この３つは占ってはいけないとされています。
８ 双子の場合、運勢は同じなのか？
実際に人の運勢は、環境に大きく影響されます。
したがって同生年月日時に生まれた双子であっても、
その後成長する過程で環境が異なり、選択することも異なりますので、
同じにはなり得ません。
９ 体と心の性別が違う人の場合はどうなるのか？
四柱推命は膨大なデータに基づく命運学である。
したがって、心と体の性別が異なる方に関するデータがまだまだ不足しているため、
占うことができません。しかし、今後この問題に注視し、データ収集をし、
さらなる研究を続けることで、数十年後には理論が完成していてもおかしくはありません。
長い目で見守っていただけたらと思います。
